多くのベトナム人にとって1年の中で最も長期休暇になる旧正月の前の2月8日に、ホーチミン人民委員会は、すべてのエンターテインメント・スポーツ及び文化施設などでの活動を停止する指示が出されました。
日本で言えばゴールデンウィークや年末年始に、みんなで集まるイベントを規制するようなものですね。
日本と比べても感染者数などは非常に少ない状況にもかかわらず、それぐらい神経質な状況にありました。しかしながら、その後、段階的に状況は改善されてきています。人民委員会は、3月9日から、カラオケ、バー、ディスコを除き、サービス施設の再開を許可することになったようです。
(密を避ける、手洗いの奨励、マスク着用義務など感染防止対策の遵守が前提)ベトナムでの新規感染者数は現在5人/日程度と、日本の100分の1以下なのですが、それでも国としてはこのくらい慎重な対応を続けています。
以前のように日本と気軽に行き来できるようになるには、ワクチンが行き渡るなど、もう少し時間が必要かもしれませんね。