日本とベトナムはともに海岸線が国土に対して多いという面で、ベトナムの再生エネルギー事業は日本にも参考になるところが多いのではないでしょうか?
今回は、ベトナムの風力発電に対するコラムになります。現在、ベトナムの風力発電開発のポテンシャルは、3,000kmを超える海岸線と熱帯モンスーン気候という自然の特徴から非常に大きいと考えられています。世界銀行のグローバル ウィンド アトラスの評価によると、ベトナムの総面積の 39% 以上では、高度 65m で 6m/s 以上の平均年間風速があると推定され、
512 GW発電能力に相当で、この地域の 4 か国(タイ・ラオス・カンボジア・ベトナム)の中で最大の風力発電ポテンシャルを持つ国です。産業貿易省によると、ベトナムの電力需要は 2021 年から 2025 年にかけて毎年 8 ~ 8.5% 増加し、今後も増加し続けると予測されています。一方、ベトナム政府は、2030 年までに基本シナリオと比較して温室効果ガスの総排出量を 9% 削減するという目標を設定し、再生可能エネルギーの使用を促進するための具体的な政策を打ち出しています。

ベトナムニントゥアン省での風力発電所

具体的には、政府は、2030 年までに電源の総容量が約 125-130GW に達し、総一次エネルギー供給に占める再生可能エネルギー源の割合が約 15-20% に達するという目標を設定しています。現在、全国で約 50 の風力発電プロジェクトが登録されており、総容量は約 500 MW です。
しかし、実際には投資家の獲得が難しい事や、ベトナム市場での新技術の問題など、多くの理由から、まだ稼働しているプロジェクトは少ないのが現状です。。

**Hightlight**
一方、国際協力機構(JICA)は5月27日、クアンチ省の総発電容量144MWの陸上風力発電プロジェクトに対して2,500万米ドルの融資契約を締結したと発表した。
これは、JICAがベトナムで初のプロジェクト・ローンとして資金を提供する日本企業が投資する、ベトナムにおける初の大型風力発電プロジェクトであり、他のプロジェクトのモデルとなることが期待されています。および再生可能エネルギーの分野で活動するベトナム企業。
(参照情報元:「Nhan dan」新聞)

ベトナム進出に興味があれば
お気軽にお問い合わせください

 

おすすめの記事