過去1年間、COVID-19に対するベトナム政府の厳格な管理により、今年ベトナムの経済状況は回復基調です。
「Tin Tuc」新聞により、2021年5月11日に、「Metro Ben Thanh – Suoi Tien(メトロ・ベンタインースオイティエン」の3台の車両がロングビンデポ(トゥドゥック市、ホーチミン市)に無事にベトナム港に輸送され、現在レールに取り付ける作業の準備がされています。
この3列車が無事取り付けられると、建設フェーズから正式にテスト運用フェーズに移行し本格運用まではずみがつきます。
他にも「Ga Ba Son(バソン駅)」の地下1階内の空間の画像も公開され、完成しているロビー、チケット自動販売機エリアが見えてみます。
現在の進捗状況により、日本のODAを使用した「Metro Ben Thanh – Suoi Tien(メトロ・ベンタインースオイティエン」は全体工程の84.44%に達したと公開されており、来年ホーチミン市での本格運用が楽しみになってきました。
◎下記ウェブサイトHCMCメトロによるホーチミン市Metro Ben Thanh – Suoi Tien(メトロ・ベンタインースオイティエンのプロジェクトに関する情報です。
・総投資額:43,757,150,000,000 VND
・プロジェクトの実施時間:作業を完了して運用に移す時間:2021年の第4四半期。運用および保守サポートの終了時間:2026
・ルート:ベンタイン(クアックティトランスクエア)-ルロイ-グエンシュー-ゴヴァンナム-トンドゥクタン-バソン-グエンフウカン-ヴァンタン-ディエンビエンフー-サイゴン橋-ハハイウェイノイで終わりデポロングビン。
・長さ:約19.7 km(地下2.6 km、頭上17.1 km)。
・駅の数:14(3つの地下鉄駅と11の高架駅)。
・デポ:20ヘクタールの面積を持つ第9地区のロンビン区に設置。
・スポンサー:日本(JICA)。
(参照情報元:「Tin Tuc」新聞)